taki_8113.jpg滝 千春Chiharu Taki (Violin)
1987年生まれ。
2001年、ノヴォシビルスク国際ヴァイオリンコンクール(ジュニア部門)第1位。
2002年4月フランスにて開催された「若い音楽家のためのメニューイン国際ヴァイオリンコンクール」(ジュニア部門)で第1位。

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2010年11月04日

公演に向けてのインタビュー(2011年)

滝千春は2010年11月5日にシベリウスの協奏曲を沼尻竜典氏と東京フィルハーモニー交響楽団と共演します。
公演を前にインタビューを受けました。

Q:将来もっとも期待できる新星ヴァイオリニストの一人として注目を集められ、精力的に活動なさっていますが、滝さんにとってヴァイオリンの魅力とは何ですか。
滝千春:ヴァイオリンの魅力はひとことでは言いきれませんが・・・。
ヴァイオリンに限らず弦楽器というのは、人の歌声と直結しているように思えてなりません。
ヴィブラートという技法がありますが、私はいつも、オペラ歌手だったらどのようなヴィブラートを使い歌うだろうと考え、それを参考にして楽器の音色にしています。
木との振動で生み出される弦楽器の音はとても温かみがあり、血が通っています。
そんな魅力に私はいつも胸が高まります。他の楽器の音楽家さんたちには怒られてしまいますが、弦楽器は人のハートに一番近い楽器なのではと、感じることがありますね。
5歳から始めて、それ以来ずっと今までヴァイオリンとの生活をしてきましたので、体の一部といっても過言ではなくなっていますね。しばらく弾かないことがあれば手に違和感を覚え、痛みさえ感じてきます。弾かないことが不自然になった今では、もう欠かせなくなっていますね。

Q:将来、どんなヴァイオリニストになりたいですか。また、憧れている演奏家はいらっしゃいますか。
滝千春:漠然とした表現になってしまいますが、「愛される音楽家」になりたいですね。ナンバーワンじゃなくてオンリーワン、なんてフレーズがありますけれども、まさにそうなりたいです。自分が好きなこと、興味があることには挑戦していって、自分なりの音楽ライフを見出していき、それを好んで見てくださる方が増えていってくれたらと思います。それが私の将来理想とするヴァイオリニストですね。
憧れる演奏家というのもなかなか難しいのですが、例えば樫本大進さん。
幼いころからソリスト活動を続けていき、最近ベルリンフィルハーモニーでコンサートマスターに就任したとい大きなニュースがありましたが、私はなんて素晴らしい事なのだろうと思いました。彼がコンサートマスターになるといのは、どこか腑に落ちましたし、それができる自分に気付いた彼自身が、私はほんとうに素敵だと思いました。
要するに、だれだれの演奏に憧れるというより(もちろん私が好きな演奏家の方は沢山いますが)、世界で活躍されている演奏家たちが、それぞれ自身で可能性を見出し、活躍の場を広げているという様に、私はとても憧れます。

Q:シベリウスの協奏曲についてについてお話ください。
滝千春:これは、シベリウスの唯一の協奏曲で、今日沢山の演奏会でこの曲が弾かれています。
この曲の最大の特徴は、協奏曲でありながら、交響的であること、そして交響的でありながら、室内楽的でもあるということです。
ヴァイオリンの独奏ではありますが、オーケストラと対等に設計されているのが魅力です。
私はアンサンブルが大好きなので、オーケストラとのやりとりの楽しさを、この曲でいつも感じています。
あとは一楽章にあるカデンツァ。カデンツァというのは普通、その楽章の元となるフレーズやテーマを再現し、アレンジして設計されるものですが、このシベリウスのカデンツァは、主に今まででてこなかったフレーズで構成されています。
カデンツァとして独立していて、新しいひとつのドラマにもなっているようです。
人の心に直接訴ってくる美しいメロディーも沢山ある素晴らしい作品なので、是非聴いてください。

Q:今後の演奏活動の予定などについて教えて下さい。
滝千春:2011年の夏に、意外にチャンスにめぐり逢えなかったモーツァルトのコンチェルトを大阪で弾かせて頂けることになりました。モーツァルトと真剣に向き合える機会をいただけてとても嬉しいです。
今年の11月では、シベリウスの演奏会を終えた後すぐにパリにて、ピアニストの上田晴子さんとの共演させていただくことになっています。上田さんは私の憧れのピアニストでもあるので、心から楽しみにしています。その上田さんとの共演もそうですが、私はアンサンブルが大好きなので、ピアニストとの共演でヴァイオリンソナタを演奏していけたらと思っています。少しづつ、新しいことに挑戦していきたいと思っています。


≪公演情報≫
2010年11月5日[金曜日] 18:30開演(18:00開場)
京葉銀行文化プラザ 音楽ホールアクセスマップ
指揮 : 沼尻 竜典 / ヴァイオリン : 滝 千春
管弦楽 : 東京フィルハーモニー交響楽団
http://www.tpo.or.jp/concert/detail-1905.html
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2009年03月25日

コンサート出演情報!

山形交響楽団 東京特別演奏会
「夢づくり」 さくらんぼコンサート
yamagata.jpg2009年6月20日(土) 18時30分開演 
東京オペラシティ コンサートホール
※18:15より、指揮者によるプレトークを予定
[出演] 飯森 範親指揮 山形交響楽団 
     滝 千春(ヴァイオリン) 
[曲目]
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 作品21
       (ヴァイオリン:滝 千春)
カリンニコフ:交響曲 第2番 イ長調

チラシ表PDF   チラシ裏PDF
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プロフィールをもっと知りたい!

出身:東京
趣味:料理
特技:ビリヤード、ダーツ
好きな食べ物:うどん(うどんだったら何でも好きです)
ストレス解消:カラオケ!、お買い物(特にファッション)、友達と騒ぐこと!
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プロフィール

taki_8113.jpg滝 千春Chiharu Taki (Violin)
1987年生まれ。
2001年、ノヴォシビルスク国際ヴァイオリンコンクール(ジュニア部門)第1位。
2002年4月フランスにて開催された「若い音楽家のためのメニューイン国際ヴァイオリンコンクール」(ジュニア部門)で第1位。
9月には桐朋学園音楽部門創立50周年記念演奏会にて小澤征爾指揮、桐朋OBオーケストラと共演。
2003年9月には、 「京都の秋 音楽祭」で大友直人/京都市交響楽団と共演及びソロ・リサイタルを行い好評を博す。
2004年は、ゲルト・アレブレヒト/読売日本交響楽団、神奈川フィル、渡辺一正/新日本フィル、渡辺一正/東京フィル、大友直人/東京交響楽団、円光寺雅彦/大阪フィルとの共演、また飯守泰次郎/関西フィル定期演奏会の出演し絶賛を博した。 2005年6月には、ユーベル・スダーン/東京交響楽団、8月には、円光寺雅彦/読売日本交響楽団、そして2006年5月には飯森範親/東京交響楽団と共演。
2007年1月には小林研一郎/日本フィル、3月にはバイロン・フィデチス/山形交響楽団、8月にはシズオ・クワハラ/名古屋フィル、飯森範親/大阪フィル、そして円光寺雅彦/東京交響楽団と共演した。
2008年5月にはギリシャにおいて、レオシュ・スヴァロフスキー指揮アテネ国立交響楽団との共演。
2008年8月には東京の紀尾井ホールで清水和音との共演でデビュー・リサイタルを行い、高い技術と音楽性で実力を示した。 10月にはドイツのパッサウでニーダーバイエルン交響楽団とブラームスを共演し好評を得た。
これまでに上西玲子氏に、辰巳明子氏に師事。2005年3月 桐朋女子高等学校音楽科卒業。
現在はチューリヒ音楽大学でザハール・ブロン氏に師事している。
将来もっとも期待できる新星ヴァイオリニストの一人として注目を集めている。
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English Profile

taki.jpgChiharu Taki (Violin)

Born in 1987. She began studying the violin at the age of five.

In 1997, she placed 3rd in the elementary school students section of the Tokyo branch of the 51st All-Japan Students Music Concours. In 2001, she placed 1st in the Novosibirsk International Violin Concours (junior division). In April 2002, she won 1st place in the Young Musicians Menuhin International Violin Concours (junior division).

She also participates in seminars and performance activities enthusiastically. In 1996, she participated in the Kusatsu Summer Academy and performed in the closing concert. In 1999, she appeared in the Entertaining Classical Mini-Concert produced by Masashi Isoyama, and in the same year, she gave a joint concert of the Sarasate “Navarra” with Iwao Furusawa and others in Hyuga City of Miyazaki Prefecture. Beginning in 1999, she attended the 1st Yokohama Zakhar Bron Violin Seminar, and continued attending every year for a total of 4 years.

She performed in the celebratory concert of that seminar in both July 2000 and March 2002. And in September 2002, she gave a joint concert with the graduates orchestra of the Toho Gakuen Music Department 50th Anniversary Concert under the baton of Seiji Ozawa. In both 2003 and 2004, she participated in the Sato Memorial Chamber Music Research Session held at Oku Shiga Plateau; in May 2004, she participated in the Seiji Ozawa Opera Class; in September 2003, she received high praise for her join concerts with the Kyoto Municipal Symphony Orchestra under the baton of Naoto Otomo and a solo recital at the Kyoto Autumn Music Festival.

In 2004, she received high praise for her appearances with the Yomiuri Japan Symphony Orchestra under the baton of Gerd Albrecht; the Kanagawa Philharmonic Orchestra; the New Japan Philharmonic Symphony Orchestra under the baton of Kazumasa Watanabe; the Tokyo Philharmonic Symphony Orchestra under the baton of Kazumasa Watanabe: the Tokyo Symphony Orchestra under the baton of Naoto Otomo; the Osaka Philharmonic Symphony Orchestra under the baton of Masahiko Enkoji, and in a regular subscription concert of the Kansai Philharmonic Orchestra under the baton of Yasutsugu Iimori.

In June 2005, Chiharu Taki gave a superb performance of the Prokofiev Violin Concert No. 1 with the Tokyo Symphony Orchestra, conducted by Hubert Soudant. In August of that year she performed the Mendelssohn Violin Concerto with the Yomiuri Nippon Symphony Orchestra under Masahiko Enkoji; and in May 2006, the Sibelius Violin Concerto with the Tokyo Symphony Orchestra under Norichika Iimori. Taki collaborated with the Japan Philharmonic Orchestra, conducted by Ken-ichiro Kobayashi, in January 2007; the Yamagata Symphony Orchestra under Byron Fidetzis in March ’07; the Nagoya Philharmonic Orchestra under Shizuo Kuwahara in August ’07; and the Tokyo Symphony Orchestra, conducted by Masahiko Enkoji, also in August ’07. Chiharu Taki will perform in Greece with the Athens Symphony Orchestra, under the baton of Leos Svarovsky, in May 2008. Up to the present, she has studied under Reiko Uemura and Akiko Tatsumi. In March 2005, she graduated from the music department of the Toho Womens High School. At present, she is studying with Zakhar Bron at the Zurich Music University. Chiharu Taki is one of the most promising rising stars among today’s young violinists.
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